【2022年5月11日追記】
CBDがAmazonで購入できるようになりました。Amazonの出品者規定が改定され、以下の要件が追記されました。
・法令により所持等が禁止されている大麻由来製品。例えばテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれている商品
・過去にTHC混入が発覚したカンナビジオール(CBD)商品
参照リンク:https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/
つまり、「日本で違法とされるTHCやHHCが入っていないこと。過去にTHC混入した商品やブランドでなければ審査して取扱います。」ということになりました。
これまでCBD慎重派だったAmazonの流通網を駆使すればCBDが必要な人に届きやすくなります。CBDとカンナビノイドの未来は明るいです。
5月11日現在はほとんどラインナップがありません。現在Amazonが取り扱っているCBDカプセルはこちらのみです。
あと明日花キララさんが広告のモデルになっているこちら。
現時点ではこのような状況です。今後出品の審査が進み取り扱いが増えていくのが楽しみです。
ーーーーーーー 以下、2021年時点の記事ーーーーーーーー
CBDが最大手通販サイトAmazonで選べない?
あなたはAmazonでCBDを探したことはありますか?
Amazonはワシントン州シアトルに本拠地を置くアメリカの多国籍企業です。日本では言わずと知れたネット通販カンパニーとして有名です。
検索して見つからないものなんてあるのかというくらい多い商品取扱い数のAmazonですが、CBDの取扱いについては現時点で慎重派のようです。
この記事ではAmazonでCBDが選べないその理由について書いています。
CBDについてはこちらの記事を参考にしてください。
AmazonでCBDの取扱いがほぼナイ!?
2021年12月時点ではAmazonと検索してもCBD製品はほとんど検索結果に出てきません。ほとんど検索結果に出てこないということは「CBD製品の取扱いがある」じゃないかと思われたかもしれませんが、おそらくCBD製品なのかな?と言えるものが数件、検索に出てくる程度だからです。
商品説明にCBDに関する説明がない
どういうことかというとタイトルや商品画像のパッケージで「CBD」と確認できるものはありますが、商品説明欄には「CBDが何%入っています」とか「CBDとはどのようなものなのか」といった説明がありません。
CBD成分というのは世の中に知られるようになってまだまだ歴史が浅く、CBDを認知している方は少ない中で商品説明をしていない点は、消費者としては不安と言えるのではないでしょうか。
安すぎる価格設定
AmazonでCBDと検索して出てくる製品の価格が安すぎるのではないかという点についてです。例えばAmazonでCBDオイルと思われる製品は30ml/2,000円〜ですが、他の通販サイトなどで確認できる商品ですと10ml /9,000円前後となっています。
高額であれば安心ということは全くありませんが、安すぎる価格が気になります。CBDは日本の法律では、大麻草の茎と種のみに限定された材料からしか作れず価格が高くなりやすい傾向があり、輸入品すると希少性に加えて品質の安全を確保する輸入コストも価格に反映しなければなりません。
今はまだ大量生産、大量消費といった段階にないので価格が安いという点は気になるところです。
商品取扱い数が少ない
そもそも商品の取扱い数がゼロに等しいです。CBDオイルについてはCBDオイルと思われる商品が該当1件。CBDグミと思われるものが該当2件。電子タバコと思われるものが5件ととても少ないです。
すでに沢山のCBD製品が市場に出回っているのですが、このアイテム数から選ぶというのは難しいのではないでしょうか?
どうしてこんなにAmazonはCBD取扱いに消極的なの?
本国アメリカでの状況も影響か
2019年4月、アメリカでは他州の解禁に続いてニューヨーク州でも州内での成人による嗜好用としての大麻が合法となり、CBD成分についても大きく盛り上がりました。しかし同年7月にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が飲食物へのCBDの添加を禁止したことで、冷や水を浴びせられた形となり、規制の明確化が求められました。
2020年にはニューヨーク州によるCBD規制の方針として、飲食物へのCBD添加は問題ないとする一方でアルコールやタバコにCBDを添加することは認めないといったことが示されました。
おそらくになってしまいますが、Amazonの本拠地であるアメリカでもCBD製品の取扱いは州によって対応が分かれており、配送管理のコストが高くつく状況のためCBD製品の取扱いに慎重なのではないか?ということが考えられます。
AmazonのアメリカページでもやはりCBDの取扱いについては日本とほとんど同じ状況ということからも、現時点でAmazonはCBDの取り扱いは消極的ということが言えるのではないでしょうか。
ヘンプシードオイルはCBD製品ではない
AmazonでCBDと検索すると出てくるヘンプシードオイルという商品。こちらはCBD製品ではないのでご注意ください。ヘンプシードオイルは麻の実から油成分のみを抽出した栄養たっぷりなスーパーフードですがCBDは含まれていませんのでご注意ください。
日本国内だとCBDはどこで購入できる?
日本の通販サイト「楽天」
通販で購入できるところだと「楽天」で CBD製品を購入できます。楽天でCBDと検索すると現時点150ページもの関連商品が出てきます。
他にもCBDを取り扱うページはたくさん
今後アメリカや日本で規制が強化されることでCBDの品質が向上していくことに期待しましょう。そうすればAmazonも安心してCBD製品を取り扱うことができるでしょう。