エンドカンナビノイドシステム|わかりやすく解説

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CBDの効果・効能

「エンドカンナビノイドシステム」というものがあなたの体の中に備わっていることはご存知ですか?

この記事では今話題のCBDやCBNといった成分が、どのようにあなたのお悩みを解決できるかについて理解できます。

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「エンドカンナビノイドシステム」

CBD製品について知ると「カンナビノイド」、「エンドカンナビノイドシステム」、「エンドカンナビノイド」という言葉を耳にすることがあります。

これらの言葉はエンドカンナビノイドシステムについて説明するとき避けては通れない言葉なので、そのあたりも絡めて解説していきます。

Dr.あさの
Dr.あさの

ECSは常にマルチタスキングしている、タスクマネージャー。私たちの体の整理的なテンポをコントロールし、常に管理・調節している。
ECS研究専門生物学者 ロバート メラミード博士

英語で書くと、End Cannabinoid System.略してECS(イーシーエス)とも言います。

End = 内因性
Cannabinoid = 大麻草に含まれる成分の総称
System = 仕組み

カンナビノイドという大麻草に含まれる成分を体の中で分解・吸収する仕組みというような意味です。

しかもカンナビノイドに似た成分を体内で作っていることもわかりました。これをエンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)と言います。

ECSは体外環境が変わった時も、あなたの体全体の環境が一定に保たれた状態を維持するように、今日も休まず働いてくれています。

人間の他に魚類、爬虫類、ミミズ、ヒル、両生類、鳥類、人間以外の哺乳類も、大麻草に含まれる薬効成分を受け取り、分解し、利用できるように備わっています。

 

ECSの重要な機能

  1. 外部から肉体的、感情的、心理的なストレスを受けたときに体内のバランスを取り戻す。
  2. 肉体的な快感、活力、健康状態を調整する。
Dr.あさの
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 ECSが体内を正常な状態を維持、病気や老化を防いでくれています。

ECSって例えばどんなもの?

体の中にウイルスが入り込むと体の免疫機能が反応して、体温を上げてウイルスを焼き殺そうとします。
もしあなたの免疫機能が過剰に反応したら、自分自身の体を「異物」と勘違いして攻撃します。そうすると自己免疫疾患や炎症性疾患などが発生してしまうのです。ECSはこうした免疫の過剰反応に対して働き、免疫が正常に機能するようにコントロールしてくれます。
他にも炎症を抑えたり、筋肉を弛緩したり、血圧を低下させたり、気道を拡張したり、過度の神経刺激を平常に回復しようと働きかけてくれます。
Dr.あさの
Dr.あさの
そしてここでとても重要なことは、ヘンプや大麻草に含まれるCBDやCBNといったカンナビノイドは、ECSと同じように作用してECSのシグナルを補強するメッセンジャーになるということです。
CBDについてはリンク「話題のCBDをわかりやすく解説|リラックス効果やストレス軽減に」で解説しています。

ECSの相互作用とその効果は?

ECSは体内の独立したシステムではなく相互作用を持っていることがわかっています。

・エンドルフィンシステム
エンドルフィンは脳内で作られる神経伝達物質で、鎮痛作用やストレス抵抗作用があり多く作り出されると多幸感につながります。逆に少ないと痛みを感じやすかったり、ストレスに弱くなり不安など、悲しい気持ちになりやすくなります。

・免疫系
免疫は感染や病気、望まれない侵入をしてくる生物から身を守るために必要な防御力のことです。免疫が少ないと感染や病気になりやすく、免疫が過剰に反応すると自分自身の体を攻撃してしまい、自己免疫疾患や炎症性疾患になりやすくなります。

・バニロイド受容体
急性疼痛を慢性痛に変えてしまうところです。

Dr.あさの
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つまりECSは、炎症痛み骨の健康新しい神経細胞脂肪と糖分の処理気分活力脳の健康ホルモンバランスといったことを正常な状態に維持・調整してくれているということがわかっています。

体内で作られる「エンドカンナビノイド」

このように体の様々な状態を改善してくれると言われているECS。実はECSを機能させるために重要なエンドカンナビノイドは体の中で作ることができます。ではどのように体で作られているのでしょう。

体は脂肪酸の助けを借りてエンドカンビノイドを産出します。特にオメガ3脂肪酸が重要で、ヘンプシードオイルにも含まれていますが、鮭やニシンといった魚が作るオメガ3脂肪酸の方が、人間の体はより使いやすい形で摂取できるようです。他にもナッツ類やたまごにも含まれています。

オメガ3脂肪酸を摂ろう!お薦めは鮭やニシンといった魚のオメガ3脂肪酸。他にもヘンプシードオイル、ナッツ類、たまごからも摂取できる。

ECSの働きをサポートする食材

  • 野菜豆
  • 玉ねぎ
  • きのこ類
  • ベリー類
  • 種子類

ECSの働きをサポートする生活習慣

  • マッサージ
  • エクササイズ
  • 体重のコントロール
  • ヨガ
  • 瞑想
  • 深呼吸

「カンナビノイド」受容体とは

ECSには大麻草に含まれるカンナビノイドという成分を取り込むことに特化した受容体というスイッチみたいなものが体のあらゆる場所にあり、カンナビノイドに反応してスイッチがオンになります。

カンナビノイド受容体にはCB1とCB2があり、それぞれ守備範囲が異なります。

CB1が最も多い場所

中枢神経、結合組織、腺、子宮、心臓血管系、消化管、膵臓、骨、肝臓

脳内のCB1の位置とスイッチがon時の影響

  • 海馬…学習、記憶、記憶にまつわるストレス
  • 視床下部…食欲
  • 小脳…運動協調性
  • 辺緑系…不安
  • 大脳皮質…痛み、高次元認知機能
  • 脳幹神経節…睡眠と運動
  • 髄質…悪心、嘔吐

CB2が最も多い場所

脳、腸管、脾臓、肝臓、心臓、腎臓、骨、血管、リンパ腺、内分泌腺、生殖器官

脳内のCB2スイッチがオンになった場合

局所的な抗炎症作用があります。慢性的な脳の炎症と関連があることがわかっており、アルツハイマー病パーキンソン病PTSD多発性硬化症うつ病自己免疫疾患がんなどに効果があると期待されています。

まとめ

Dr.あさの
Dr.あさの

どうですか?ECSってすごいですよね!

ECSはエンドカンナビノイドによって睡眠、食欲消化、空腹感、気分、運動制御、免疫機能、生殖機能と受胎能力、痛みと炎症、記憶、体温調節、神経細胞の成長と発達を正常な状態に維持・調整してくれる可能性があることが理解頂けたでしょうか。

エンドカンナビノイドは体内で生成されていて、食事や生活習慣の改善によって増やすことができます。

もしあなたが食事や生活習慣の改善だけでは改善できないようであれば、ECSの機能を補強してくれるCBDやCBNを試してみてはいかがでしょうか?グミやコーヒーなどで比較的簡単に摂取できるのでオススメです。

CBDについては「話題のCBDをわかりやすく解説|リラックス効果やストレス軽減に」で解説しています。

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CBDは大麻草から抽出される合法成分です。詳しくは以下のリンクを読んでみてください。

 

 

 

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