COVID-19でメンタルケアサポートが不足|WHO報告
世界保健機関の新しいメンタルヘルスアトラスは、COVID-19のパンデミックがメンタルヘルスサポートの必要性の高まりを浮き彫りにしているときに、人々に必要なメンタルヘルスサービスを提供できないという世界的な失敗の残念な状況を描いています。
引用:https://www.who.int/news/item/08-10-2021-who-report-highlights-global-shortfall-in-investment-in-mental-health
世界保健機関(WHO)はコロナウイルスのパンデミックがメンタルヘルスサービスの必要性が高まっている中、感染拡大で長引く自粛の影響で、精神衛生のケアが必要な人が増えているようです。
厚生労働省の調べでは、不安やストレスを解消するために何らかの行動をしている人のうち、ストレスを解消できている人は46.3%。

逆にストレスを解消できていないという人は20.7%という結果が出ています。
ストレスって何?
ストレスと聞くと、嫌なことやつらいことを連想される方が多いかもしれません。しかし、実はうれしいことも楽しいこともストレスの原因になります。
毎日を快適に過ごすために、まずはストレスを正しく理解しましょう。
ストレスの原因
そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。
つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。たとえば、進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事でも、変化であり刺激ですから、実はストレスの原因になります。
ストレスのサインを知る
ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなる、怒りっぽくなるなど、何かしらストレスサインが出ているものです。こうしたサインが出ているからといって、こころの病気というわけではありませんが、気づかないままストレスを受け続けると、さらに調子をくずしてしまうことがあります。
まずは自分のストレスサインを知っておくことが大切です。そして、そのサインが出ていないかどうか、ときどき自分の状態を観察するようにしましょう。自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。
ストレス解消に良いこと
ストレスをためない暮らし方を見つけましょう。

ストレスは誰にでもありますが、ためすぎると心や体の調子を壊してしまうことがあります。
不安やストレスを解消できている人がしたこと、している解消法
- 手洗いやマスク着用など予防行動
- スマートフォンやインターネットを使って情報を収集
- 家族や友人に相談する
- 家族や友人以外の身近な人に相談
- 匿名の相談窓口に相談
- 行政などの相談窓口に相談
- 医療機関など専門家に相談
- 運動などで体を動かす
などをして不安やストレスを解消できているようです。他にも厚生労働省はストレス解消法としていくつか挙げています。
厚生労働省が挙げるお薦めのストレス解消法
- 運動・ストレッチ
- 呼吸法・ヨガ
- 生活のリズムを整える
- 友人や家族と話をする
- 今の気持ちを書いてみる
- 音楽を聴く
- 笑う
引用:https://www.mhlw.go.jp/content/000723599.pdf
ライフスタイルはこころの健康にも大切
ストレスと上手につきあうには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。バランスの取れた食事や良質の睡眠、適度な運動の習慣を維持することが、こころの健康の基礎固めになります。
また、ストレスがたまったときの対策として、日常生活の中で、リラックスできる時間をもつことも大切です。
- ゆっくりと腹式呼吸をする
- ぼんやりと窓の外を眺める
- ゆったりお風呂に入る
- 軽く体をストレッチする
- 好きな音楽を聴く
など、気軽にできることをまずやってみましょう。
ただし、お酒を飲んでつらさを紛らわせようとすると、睡眠の質が低下し、こころも不安定になることがあるので気をつけましょう。
頭を柔らかくする
ストレスを感じているとき、私たちは物事を固定的に考えてしまうことがあります。たとえば、「必ず、○○をしなければならない」と考えていて、それがうまくいかないときには強いストレスを感じてしまうでしょう。問題点や良くないことばかりに注目しがちになります。
そんなとき、良くないことばかりではなく、実際にできていること、うまくいっていることに注意を向けるのもよいでしょう。考え方やものの見方を少し変えてみるだけで、気持ちが少し楽になることがあります。
困った時は誰かに相談しよう
困ったときやつらいときに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。話すことで自分の中で解決策が見つかることもあります。相談に乗ってもらえたという安心感も、気持ちを落ち着かせるでしょう。友人、家族、同僚、地域や趣味の仲間など、日頃から気軽に話せる人を増やしておきましょう。
その一方で、こころと体の不調が続くときには、早めに専門家に相談するようにしましょう。医師や公認心理師などの専門家や、地域の精神保健福祉センター、保健所、職場の健康管理センター、自治体の相談所など、相談できる場所はたくさんあります。
こころの不調やストレス症状

次のような気になる症状が続くときは、専門機関に相談しましょう
- 気分が沈む、憂うつ
- 何をするのにも元気が出ない
- イライラする、怒りっぽい
- 理由もないのに、不安な気持ちになる
- 気持ちが落ち着かない
- 胸がどきどきする、息苦しい
- 何度も確かめないと気がすまない
- 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
- 誰かが自分の悪口を言っている
- 何も食べたくない、食事がおいしくない
- なかなか寝つけない、熟睡できない
- 夜中に何度も目が覚める
周囲の人が気づきやすい変化

以前と異なる状態が続く場合は、体調などについて聞いてみましょう
- 服装が乱れてきた
- 急にやせた、太った
- 感情の変化が激しくなった
- 表情が暗くなった
- 一人になりたがる
- 不満、トラブルが増えた
- 独り言が増えた
- 他人の視線を気にするようになった
- 遅刻や休みが増えた
- ぼんやりしていることが多い
- ミスや物忘れが多い
- 体に不自然な傷がある
早期の治療と再発防止
こころの病気は、治療にある程度の期間が必要な場合も少なくありません。一概に、どれくらいで回復できるかはいえませんが、早めに治療するほど、重症化や慢性化を防ぐことができます。
心の持ちかた
こころの病気にかかると、誰でも焦る気持ちがでてくるものです。以前の生活に早く戻りたいと考えたり、他の人の視線が気になったりして、余計に焦ってしまうこともあるようです。少し調子の良い日に頑張りすぎてしまう、治ったように感じて薬を中断するなど、自己判断して行動したくなることもあるかもしれません。
ただし、焦って無理をすると、回復が遅れてしまいます。こころの病気は誰でもかかりうるものであり、多くの場合には、きちんと治療を受けることで回復するものです。早く治すというよりも、じっくり治すという気持ちを持つように心がけましょう。
薬を忘れずに飲みましょう
こころの病気では、薬を忘れないように飲むことがとても大切です。薬によっては、集中力が低下する、眠くなるといった副作用が出ることがあります。もし副作用がつらいときは、主治医に相談してください。
また、薬を飲むつもりでも、ついうっかり飲み忘れてしまうことがあるかもしれません。飲み忘れを防止するには、たとえば手帳やカレンダーに、飲んだ印をつけるのもひとつの方法です。
1週間分の薬が入る仕切りのあるプラスチックケースに入れて、曜日ごとに仕分けしたり、朝昼夜などの印をつけておくのもよいでしょう。最近では、携帯電話のアラーム機能を使って、薬を飲む時間にアラームが鳴るようにセットしている人もいます。自分にあった工夫をして、薬の飲み忘れを防いでください。
リラックスや睡眠改善のためにCBD
ここまで読んで、もしあなたが「この記事は当たり前のことしか書いてないな」とか「ストレスやうつに不安があって病気になる前にできることをやりたい」、「いろいろ試したけどストレスを解消できなかった」と思ったのなら最後にもうひとつお薦めがあります。
WHOが健康効果の可能性を報告している天然成分「CBD」です。
心身の緊張状態を緩める、不安や心配な気持ちを取り除く、ストレスや睡眠不足(不眠)、慢性痛、吐き気の解消。鬱防止。
世界トップクラスの販売実績。カリフォルニア発の最大手CBDブランドです。
・Naturecan
世界的なプロテイン企業であるマイプロテインの創設者の一人、 Andy Duckworthによって設立された英国発の高品質CBDブランドです。
・CBD by CannaTech
神奈川県綾瀬市にある日本製CBD製品ではトップを走り続けている老舗の日本発CBDメーカーです。

CBDは今回紹介した他にもいろいろな健康効果が期待されているので、摂取の仕方など気になる方はリンク「話題のCBDをわかりやすく解説|リラックス効果やストレス軽減に」をご覧ください。